2018-05

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生き残る企業の条件 (コダック社と富士フイルム社の場合)

 経営戦略 ~マーケティング 】

生き残る企業の条件
~「名門コダック社(米)」倒産の場合


2012年1月19日、経営危機に陥っていた米映像機器大手メーカー、
イーストマン・コダック社は、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当する)
の適用をニューヨークの連邦地裁に申請したと発表しました。

世界で初めてロールフィルムやカラーフィルムを発売し、130年以上の歴史を誇る
名門企業の事実上の倒産です。

その原因は、1995年、個人向け市場に発売され、急速に普及したデジタルカメラへの対応で、
ライバルである日本メーカーなどに大きく出遅れたことだといわれています。

実は、世界で初めてデジタルカメラを開発したのは、
皮肉にも、他でもないコダック社でした。

1975年のことです。しかし、商品化されることはありませんでした。

「フィルムの巨人」として、長く世界に君臨してきたおごりと、
デジタルカメラという画期的技術の出現により、
フィルム市場が破壊的に変質してしまうということ(劇的な環境変化)を
読みきれなかった結果
といっても過言ではないでしょう。



生き残る企業の条件
~富士フイルム社の場合

一方、同じフィルム事業を営んでいた富士フイルム社の場合は、どうでしたでしょうか。

世界で初めてデジタルカメラ(FUJX DS-1P)を商品化し、発売したのは同社です。
1988年のことです。
以来、この画期的商品は伸び続け、2000年代の初めにはデジタルカメラ市場のトップシェアを誇っていました。

しかし、この頃、ソニーやパナソニックなどの電機メーカーが続々参入し、
同社は、急激にシェアを落としていきました。同社は、他分野への進出を決断します。

そして、今まで培ってきたフィルム技術を基に、
液晶ディスプレイや医療分野で使用される画像や検査機器の開発に取り組み、
成功
を収めます。


その後も、化粧品事業へ本格参入し、
CMに松田聖子や中島みゆきを起用、市場でのシェアを着実に伸ばしつつあります。

特筆すべきは、従来のデパートやディスカウントショップなどの化粧品販売ルートではなく、
TVショッピングなどの通販展開をしていることです。

既存の概念に捉われない発想が、同社の成功の秘訣だと私は思います。

ちなみに、2009年1月6日の読売新聞によると、
同社の写真フィルム部門の売上高は、会社全体の5%弱だということです。

このように、
1、経営革新をし続け、
2、顧客(市場)に対し、
3、常に新しい価値を提供し続けていくこと
が如何に大切か、

これこそが、生き残る企業の条件であること
を証明するいい事例だと考えます。
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テーマ:経営コンサルタントからのアドバイス - ジャンル:ビジネス

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