2012-04

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中小企業で働く意義とは

【目からウロコ】~ビジネスを成功に導く名言集

小林一三氏(こばやしいちぞう 現・阪急阪神東宝グループ 創業者 1873~1957)


今日の若い人々は学校を出て就職する時、
名の通った大会社に入りたがるが、大会社に入れば一生楽に暮らせる
わけではない。
どこでも激しい生存競争はあるし、
偉そうに振舞えても単なる機構の一部で踊っているかかしに過ぎぬ。
中小企業に進んで就職する方がよほど身のためになる。(小林一三)



中小企業で仕事をするということは、
その目的がサラリーマンになることではない。
将来独立自営の主になるのが目的なので、仕事はその見習いが主になる。

したがって、サラリーマン希望で入ったら多いに当てが外れるだろう。
みしろ月給はいらない、手に職を与えてもらう、
その道の専門家に生き方を教わる心構えで入らなければならない。(小林一三)





小林一三氏の幼少期は、決して恵まれたものとはいえません。

現在の山梨県韮崎の商家に生まれましたが、生まれてすぐ母が死去。

父とも生き別れになったため、おじ夫婦に引き取られ、そこで少年時代を過ごします。

1888年、福沢澤諭吉が学長だった慶應義塾大学に入学。
卒業後、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行し、34歳で主任にまで昇進します。

日露戦争終結後、後見人ともいえる岩下清周の力添えもあり、起業を志しますが、頓挫。
妻子を抱えて失業することになります。

がその頃、小林の実力を認めていた岩下の協力を得、現・阪急電鉄の専務に就任します。
その後、沿線予定地を買収、宅地開発を行なうことで付加価値を高め分譲し、
成功を収めます。

1992年、阪急百貨店開業。

当時、鉄道会社が直営の百貨店を経営することは、世界でも例のないことであったため、
その前途に疑問を持つ者も少なくなかったが、小林は『素人だからこそ、
玄人には気づかない商機がわかる』といって事業を推し進め、
世界恐慌のさなか、成功を収めます。



彼の言葉は、大企業を志す学生・社員に対する強烈な戒めであり、
同時に、中小企業を志す学生・社員への仕事観・人生観に対する忠告である。



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経営資源としての「人」の特異性

一般的に、経営とは、経営資源である「人・モノ・金・技術・情報」を最大限に活用し、
事業目的(目標)を達成すること。
と言われています。

しかし、「人」だけが他の経営資源と異なる点があります。

それは、「人は感情を持った経営資源である」ということです。

ビジネスの現場では、
「何(どのような指示)を言ったかが重要であり、誰が言ったかに捉われてはいけない」
と、よく聞きます。

しかし、反論を覚悟で、敢えて言うならば、
「何を言ったかではなく、誰が言ったか」で人は
持てる能力を最大限に発揮するか否かが決まります。

「喜んでヤル!」と
「シブシブやる・・・」との違いと言えば、解かりやすいでしょうか。

それが、感情を持った経営資源である「人」の特異性です。

(もちろん、その指示が論理的に正しいことが前提です。)


余談ですが、セクハラにも、同様なことが言えます。

「何をしたかではなく、誰がしたか」
で、セクハラ問題に発展するかどうかが決まると私は考えます。

以上のことから言えることは、
経営資源である人を最大限に活用するためには、
お互いの信頼関係が不可欠だということです。

では、信頼関係を得るためには、具体的に
どのようなことをしたらいいのでしょうか。

答えは、皆さん一人ひとりの中にあります。

信頼できる人のモノの見方や考え方、具体的行動と
信頼できない人のモノの見方や考え方、具体的行動を
考えてみましょう。

「信頼できる人」

・常にアイコンタクトをとって、会話をしてくれる。
・最後まで話を聞いてくれる。
・シッカリうなづきながら聞いてくれる。
・困っていると気遣って、声を掛けてくれる。
・うまくいったときは、必ず褒めてくれる。
・人のせいや環境のせいにしない。
・元気で、自信にあふれている。
などなど。

「信頼できない人」

・自分から挨拶することはない。
・アイコンタクトをとって会話をしない。
・威圧的な話し方をする。
・責任を人に押し付ける。
・無表情。
・約束を守らない。
・部下に対する関心がない。
などなど。


信頼を得ることは、実に簡単なことです。

「信頼できる人」の行動を日々行ない、
「信頼できない人」の行動は決して行なわないことです。

以上をまとめると、

①「人は感情を持った経営資源である」ということ。

②したがって、「人」を最大限に活用(能力を引き出す)するためには、
信頼関係が欠かせない。

③信頼関係を築けるか否かは、日々の職場での行動が決定する。

ということを覚えておいてください。

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