FC2ブログ

2018-11

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

生き残る企業の条件 (コダック社と富士フイルム社の場合)

 経営戦略 ~マーケティング 】

生き残る企業の条件
~「名門コダック社(米)」倒産の場合


2012年1月19日、経営危機に陥っていた米映像機器大手メーカー、
イーストマン・コダック社は、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当する)
の適用をニューヨークの連邦地裁に申請したと発表しました。

世界で初めてロールフィルムやカラーフィルムを発売し、130年以上の歴史を誇る
名門企業の事実上の倒産です。

その原因は、1995年、個人向け市場に発売され、急速に普及したデジタルカメラへの対応で、
ライバルである日本メーカーなどに大きく出遅れたことだといわれています。

実は、世界で初めてデジタルカメラを開発したのは、
皮肉にも、他でもないコダック社でした。

1975年のことです。しかし、商品化されることはありませんでした。

「フィルムの巨人」として、長く世界に君臨してきたおごりと、
デジタルカメラという画期的技術の出現により、
フィルム市場が破壊的に変質してしまうということ(劇的な環境変化)を
読みきれなかった結果
といっても過言ではないでしょう。



生き残る企業の条件
~富士フイルム社の場合

一方、同じフィルム事業を営んでいた富士フイルム社の場合は、どうでしたでしょうか。

世界で初めてデジタルカメラ(FUJX DS-1P)を商品化し、発売したのは同社です。
1988年のことです。
以来、この画期的商品は伸び続け、2000年代の初めにはデジタルカメラ市場のトップシェアを誇っていました。

しかし、この頃、ソニーやパナソニックなどの電機メーカーが続々参入し、
同社は、急激にシェアを落としていきました。同社は、他分野への進出を決断します。

そして、今まで培ってきたフィルム技術を基に、
液晶ディスプレイや医療分野で使用される画像や検査機器の開発に取り組み、
成功
を収めます。


その後も、化粧品事業へ本格参入し、
CMに松田聖子や中島みゆきを起用、市場でのシェアを着実に伸ばしつつあります。

特筆すべきは、従来のデパートやディスカウントショップなどの化粧品販売ルートではなく、
TVショッピングなどの通販展開をしていることです。

既存の概念に捉われない発想が、同社の成功の秘訣だと私は思います。

ちなみに、2009年1月6日の読売新聞によると、
同社の写真フィルム部門の売上高は、会社全体の5%弱だということです。

このように、
1、経営革新をし続け、
2、顧客(市場)に対し、
3、常に新しい価値を提供し続けていくこと
が如何に大切か、

これこそが、生き残る企業の条件であること
を証明するいい事例だと考えます。
スポンサーサイト

テーマ:経営コンサルタントからのアドバイス - ジャンル:ビジネス

徹底的に考え抜け

【目からウロコ】~ ビジネスを成功に導く名言集


「徹底的に考え抜け」 (牧野 昇氏 元三菱総合研究所会長)



もし皆さんが何か本当に一つの問題解決を迫られたら、
徹底的に考え抜くことである。
憑かれたように没頭してみることだ。

そういう状態の中で壁に突き当たったときに、
必ず一つの転換点というものを見い出せる。

そのようなせっぱつまった状態にあって初めて鋭い勘が
パッひらめくのである。

最近、右脳革命ということが言われる。
左脳は論理回路で、ビジネスの遂行や勉強の知恵はこちらの働きである。
右脳はイメージ回路で、アイデアとかひらめきとかは、
ここで生まれるという。

しかし、誤解してはならないことは、左脳が鍛えられて初めて、
貴重な価値を持つ「ひらめき」が右脳で生まれてくるのであり、
左脳の知識蓄積がカラッポの状態では何も生まれてこないのだ。
ここを取り違えてはいけない。

('88 新入社員におくる言葉 日経連弘報部)

牧野 昇氏の言葉を要約すると、

ヒラメキ=「左脳への知識の蓄積」+「考え抜く力」
と表現できます。

私たちビジネスパーソンは、日々、問題解決を迫られています。
問題解決能力の優劣は、左脳への知識の蓄積と考え抜く力が決定する
といっても過言ではないでしょう。

テーマ:経営コンサルタントからのアドバイス - ジャンル:ビジネス

えらい人とは

【目からウロコ】~ビジネスを成功に導く名言集

「えらい人」とは  (本田宗一郎氏 本田技研工業 元社長)


ここで、えらい人について考えてみたいと思います。
えらいという言葉を心理的に詮索してみますと、
まず、学者とか、大臣とか、富豪とかが考えられます。
確かにえらいには相違ありませんが、

私は人のえらさは、世の中に貢献する度合のいかんにあると信じます。

限られた人生においてその人のなした仕事の質と量によって、
その人の価値は定まると思います。

すぐこわれるような粗悪な製品を作る人は、その人柄がどうあろうとも、
技術者としては人格劣等であると断ぜざるを得ません。

私は自社の製品について、自ら欠点に気付き、また他から指摘された場合には
即刻改正させます。
寸刻の猶予も致しません。

乗用者各位のご忠言をわが社の宝とするのもこの故であります。

(「本田宗一郎 夢を力に」 日経ビジネス文庫より抜粋)

1906年 静岡県磐田郡光明村(現天竜市)に出生。
1948年 浜松にて、本田技研工業を設立し、社長就任。
     資本金 百万円  従業員数 34名。
1949年 本格的オートバイ「ドリーム号」を開発。
     翌々年、「ドリーム号」で箱根越えに成功。
1955年 二輪車生産台数国内No.1に。
1963年 ホンダ初の四輪車、スポーツカーS360発売。
     翌1964年、F1レースへ初参加。
     翌々1965年、F1メキシコGPで初優勝。
1967年 軽自動車「N360」を発売、大ヒット。
     発売3ヶ月で首位に。
1972年 CVCCエンジンがマスキー法75年規制値に合格。
     トヨタ自動車と技術供与契約。
     低公害者「シビック・CVCC」発売。大ヒット。
2000年 国内新車販売で、日産を抜いて、トヨタに次ぐ
国内二位メーカーに浮上。
1948年に浜松で産声を上げた零細二輪車メーカーは、
「世界のホンダ」に躍進し、従業員も全世界で十万人を
突破した。

仲間と夢を共有し、困難な目標にチャレンジするという「ホンダイズム」。
今では、ロボットなどの分野に進出し、新たな神話の創造に取り組んでいるのは、
みなさん周知のことです。

本田宗一郎氏は、何よりも独創を重んじ、モノマネを嫌ったそうです。
氏が一番怒ったのは、他の会社のマネをしたり、他の会社のことを言い訳に
使ったときで、そんなときは「鉄拳をくらった」と、部下たちは口をそろえている
そうです。

これほど、自分の夢と真摯に向き合い、人生を走りきった本田宗一郎氏。
間違いなく、日本を代表する「偉人」の一人であると確信します

テーマ:ビジネスブログ - ジャンル:ビジネス

中小企業で働く意義とは

【目からウロコ】~ビジネスを成功に導く名言集

小林一三氏(こばやしいちぞう 現・阪急阪神東宝グループ 創業者 1873~1957)


今日の若い人々は学校を出て就職する時、
名の通った大会社に入りたがるが、大会社に入れば一生楽に暮らせる
わけではない。
どこでも激しい生存競争はあるし、
偉そうに振舞えても単なる機構の一部で踊っているかかしに過ぎぬ。
中小企業に進んで就職する方がよほど身のためになる。(小林一三)



中小企業で仕事をするということは、
その目的がサラリーマンになることではない。
将来独立自営の主になるのが目的なので、仕事はその見習いが主になる。

したがって、サラリーマン希望で入ったら多いに当てが外れるだろう。
みしろ月給はいらない、手に職を与えてもらう、
その道の専門家に生き方を教わる心構えで入らなければならない。(小林一三)





小林一三氏の幼少期は、決して恵まれたものとはいえません。

現在の山梨県韮崎の商家に生まれましたが、生まれてすぐ母が死去。

父とも生き別れになったため、おじ夫婦に引き取られ、そこで少年時代を過ごします。

1888年、福沢澤諭吉が学長だった慶應義塾大学に入学。
卒業後、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行し、34歳で主任にまで昇進します。

日露戦争終結後、後見人ともいえる岩下清周の力添えもあり、起業を志しますが、頓挫。
妻子を抱えて失業することになります。

がその頃、小林の実力を認めていた岩下の協力を得、現・阪急電鉄の専務に就任します。
その後、沿線予定地を買収、宅地開発を行なうことで付加価値を高め分譲し、
成功を収めます。

1992年、阪急百貨店開業。

当時、鉄道会社が直営の百貨店を経営することは、世界でも例のないことであったため、
その前途に疑問を持つ者も少なくなかったが、小林は『素人だからこそ、
玄人には気づかない商機がわかる』といって事業を推し進め、
世界恐慌のさなか、成功を収めます。



彼の言葉は、大企業を志す学生・社員に対する強烈な戒めであり、
同時に、中小企業を志す学生・社員への仕事観・人生観に対する忠告である。



このブログは、facebookページ
「人と企業の未来を創る ビジネスフューチャー」
http://www.facebook.com/biz.future/
でもご覧いただけます。

是非、そちらもご覧ください。


テーマ:経営コンサルタントからのアドバイス - ジャンル:ビジネス

経営資源としての「人」の特異性

一般的に、経営とは、経営資源である「人・モノ・金・技術・情報」を最大限に活用し、
事業目的(目標)を達成すること。
と言われています。

しかし、「人」だけが他の経営資源と異なる点があります。

それは、「人は感情を持った経営資源である」ということです。

ビジネスの現場では、
「何(どのような指示)を言ったかが重要であり、誰が言ったかに捉われてはいけない」
と、よく聞きます。

しかし、反論を覚悟で、敢えて言うならば、
「何を言ったかではなく、誰が言ったか」で人は
持てる能力を最大限に発揮するか否かが決まります。

「喜んでヤル!」と
「シブシブやる・・・」との違いと言えば、解かりやすいでしょうか。

それが、感情を持った経営資源である「人」の特異性です。

(もちろん、その指示が論理的に正しいことが前提です。)


余談ですが、セクハラにも、同様なことが言えます。

「何をしたかではなく、誰がしたか」
で、セクハラ問題に発展するかどうかが決まると私は考えます。

以上のことから言えることは、
経営資源である人を最大限に活用するためには、
お互いの信頼関係が不可欠だということです。

では、信頼関係を得るためには、具体的に
どのようなことをしたらいいのでしょうか。

答えは、皆さん一人ひとりの中にあります。

信頼できる人のモノの見方や考え方、具体的行動と
信頼できない人のモノの見方や考え方、具体的行動を
考えてみましょう。

「信頼できる人」

・常にアイコンタクトをとって、会話をしてくれる。
・最後まで話を聞いてくれる。
・シッカリうなづきながら聞いてくれる。
・困っていると気遣って、声を掛けてくれる。
・うまくいったときは、必ず褒めてくれる。
・人のせいや環境のせいにしない。
・元気で、自信にあふれている。
などなど。

「信頼できない人」

・自分から挨拶することはない。
・アイコンタクトをとって会話をしない。
・威圧的な話し方をする。
・責任を人に押し付ける。
・無表情。
・約束を守らない。
・部下に対する関心がない。
などなど。


信頼を得ることは、実に簡単なことです。

「信頼できる人」の行動を日々行ない、
「信頼できない人」の行動は決して行なわないことです。

以上をまとめると、

①「人は感情を持った経営資源である」ということ。

②したがって、「人」を最大限に活用(能力を引き出す)するためには、
信頼関係が欠かせない。

③信頼関係を築けるか否かは、日々の職場での行動が決定する。

ということを覚えておいてください。

テーマ:経営コンサルタントからのアドバイス - ジャンル:ビジネス

«  | HOME |  »

プロフィール

ハル・コンサルティング

Author:ハル・コンサルティング
ハル・コンサルティングHP

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (7)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。